愛媛県西条市明屋敷237-1にある西条郷土博物館で、2016年10月2日(日)から30(日)まで、「西条の祭りいろいろ展」が開催されています。今回はその7で壬生川(にゅうがわ)本町屋台の旧部品のその2です。
「西条の祭りいろいろ展」には、壬生川本町屋台旧部品や、上横町、横黒、北之町に残る家臺(やたい)の古文書などが展示されています。
■「西条の祭りいろいろ展」
開催日時 2016年10月2日(日)~30(日)9時~17時 最終日は15時まで 休館は月曜日(10日開館)と11、12、15、16日
会場 西条郷土博物館 愛媛県西条市明屋敷237-1 入館、駐車 無料です。
駐車場は五百亀記念館の方へも停められます。
「西条の祭りいろいろ展」の詳細は
■弐代目掲示板坊主 をご覧ください。
●西条の祭りいろいろ展関連の記事 ■西条の祭りいろいろ展 ■壬生川本町屋台旧部品 1 ■中野屋台破風裏書 ■横黒家臺文書 ■上横町家臺文書 ■北之町家臺文書 ■壬生川本町屋台旧部品 2 ■横黒屋台の猩々の土台幕■旧袖障子
写真中央は、壬生川本町屋台の旧袖障子。壬生川本町屋台の旧袖障子は、現代の多くの屋台の枠取り構造ではなく、隅柱に直接組み込む構造になっています。 (この写真は主催者の方から提供していただきました。)
壬生川本町屋台旧部品 2 西条の祭りいろいろ展 7 西条郷土博物館 2016年10月
隅柱に直接組み込む構造の壬生川本町屋台の旧袖障子。(この写真は主催者の方から提供していただきました。)
壬生川本町屋台の旧袖障子は、細見図絵巻と全く同じ、隅柱に直接組み込む構造です。(この写真は主催者の方から提供していただきました。)
(この写真は主催者の方から提供していただきました。)
この写真は、平成6年(1994年)の大修理後の壬生川本町だんじり(2012年)。現代風に枠を取った袖障子に改造されています。
壬生川本町屋台は、江戸期の建造で、大工・彫刻師は不明、彫刻は忠臣蔵。大正の初め本町へ、平成6年(1994年)に大修理をしたそうです。
■旧支輪
壬生川本町屋台旧部品の菊花模様の支輪(しりん)。 (この写真は主催者の方から提供していただきました。)
旧中野中之段屋台 菊花模様の支輪のある古式屋台 (この写真は主催者の方から提供していただきました。)
伊曽乃絵巻(伊曽乃大社祭礼略図)にみる菊花模様の支輪 (この写真は主催者の方から提供していただきました。)
絵巻にみる菊花模様の支輪 (この写真は主催者の方から提供していただきました。)
上から、破風(はふ)、小間(こあい)、支輪(しりん)
西条の祭りいろいろ展のポスター
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私が撮った「祭りモニュメント」の写真はここから順次ご覧ください